ハウスメーカーVS工務店 何がどう違うの?

大手住宅メーカーの粗利益

 

大手住宅メーカー

大手住宅メーカーは、一般的に請負金額の4〜5割が粗利益といわれています。リフォームの場合も同様です。大企業という屋台骨からいっても当然でしょう。つまり施主は家本体以外の無駄なお金を、だいぶ注ぎ込んでいる事になります…

 

しかし実際の所、大手指向というか、ネームバリューを取る人もたくさんいます。そうした人たちに守られてきた日本の大手住宅メーカーは、現在倒産の憂き目にあっています。そして、つまらない家ではもはや勝負にならないので、外部の設計事務所に、安い費用で設計を外注しているのです。一軒につき、5万〜10万という安いお金でです。これに付き合う設計事務所も、悲しいものがありますが。

 

住宅メーカーは決して、設計事務所がするような仕事はしません

なぜなら、家を建てることにかかわる大工さんなどの職人さんや、現場監督、設計者といった直接労働者は意外に少なく、営業マンや広告宣伝、モデルルームなどで働く間接労働者が多いため、莫大な利益が必要なのです

 

地元の工務店の粗利益

 

地元の工務店

地元の工務店と言うと、一般的に請負金額の1割から2割程度の粗利益しか出ないようです。そういう意味では、大手住宅メーカーとの比較になるでしょうが、家本体の大部分に。生きたお金を投入しています。つまり賢い家の建て方ですね。その時に経営者が若い2代目とかで、昔ながらの建設業体質でなければ、信頼できる会社でしょう

 

逆に経営者が年寄りだと注意

 

昔ながらのいい加減な体質になりがちです。ビジネスの世界では、口約束というのはないに等しいと思ってもらって良いです。したがってペーパー主義、大事なことは紙に書いて残すと良いです。

 

所が建設業というのは、この当たり前ができないのです。工事をした後で、これだけかかったのでお願いしますと請求書を持ってくるのは日常茶飯事。そして口約束は平気で破ってしまいます。悪気はないけどアバウトなのです。そもそもメモを取る習慣がない人さえ、一昔前まではけっこういました

 

そんな事で、どんぶり勘定、口約束などのいいかげんな慣例を持っている会社はやめた方がいいですし、そのためにも設計事務所の存在が、大きな鍵となるのです。

 

銀行の反応は?

銀行の反応

Tupungato / Shutterstock.com

 

銀行も工務店の経営状況には不信感を持っていて、工事途中の支払い、つまり上棟時の中間金の融資には注意をしています。というのは、建物が完成する前に、融資をしておいて、万一完成までに倒産されると、担保設定も抵当権も付けられないからです

 

そもそも多くの工務店は

 

仕事が少ないうえに、新築が減ってリフォームが増え、仕事の額が小さくなっています。おまけに手形が落ちないなど、大きな損失を出している会社は多いものです。それが何回か重なると、だれが考えても倒産となるのは必至です

バブルの時に本業以外に投資をして損失を出している会社は、規模に関係なく、倒産するかもしれないので注意しましょう

その点大手住宅メーカーは、銀行の信頼がまだまだ厚く、相互に提携をしたりして利益を補填し合っています。銀行は大手住宅メーカーに融資をする代わりに、住宅ローンを組んでくれる施主というお客を連れてきてもらうのです。なにせ大手住宅メーカーは、工務店と取り扱う量が違いますし、政治力があるから政府もなかなか倒産させません。事実上、倒産状態であってもです。

 

 

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